発達障害とは

皆さんは言語聴覚士がどのようなことをしているかご存知でしょうか?「そもそも言語聴覚士って?」と思う方もいることでしょう。言語聴覚士(STと略されることも多いです)とは国家資格の一種類であり、対象者は新生児から高齢者までと多岐にわたります。

主な業務は、嚥下について(食べ物や飲み物の飲み込み)、言語について、聴覚について
と生きる上で欠かせない機能の獲得やリハビリです。そのうち、来所されているお子さんに対しては主に言語について、様々な手法で機能獲得を目指しています。

お子さんによって、できることできないことは様々あり、一人に対して有効な方法が他の
子にもうまく適用できるとは限りません。一人ひとりを個別、あるいは集団の中で「ここは得意な部分」「ここは苦手な部分」というのを見極めていき、そのお子さんに一番あった方法で支援できていければと考えています。

かかりつけの病院や療育現場で行った検査による客観的な数値データと、実際にお子さん
をみたときの主観データを統合して、今や将来的にお子さんに必要な支援を行うのが言語
聴覚士としての私の役目だと思っています。

今後は、保護者の方や各事業所で働かれている諸先生方と連携をとり、お子さんが今や将
来的に必要なスキルを身に着けられるような支援をしていきたいです。

ベルアージュ 言語聴覚士 樋上 凡那己