自閉スペクトラム症(ASD)

私たちが使うことばは、あいまいな表現のものがたくさんあります。

  • たくさん
  • きれいな
  • たのしいな
  • さむいな
  • いそがしい
  • ちょっと
  • こんなに

よく使いますよね。

その尺度、その人その人の価値観って全く違うんですよね。

「きれいにしてねって言ったのにぜんぜんきれいになってない」

「たくさん持ってきてって頼んだのに、これだけ・・・」

「こんなに楽しいのに、笑っていないな・・・」

その人の感覚・・・

伝える時に、自分のことをわかってくれているはずだと思い込むのは危険です。

相手に伝わるように自分が工夫するということです。

あいまいな部分をどうやって相手(子どもたち)に伝えるか。

  • 時間
  • 回数
  • 度合

数値化。具体化してみましょう。

「寒い」などは、何度からが寒いかって話してみるとわかりやすいですよね。

23度は寒いよねって話になると

‘23‘という数字によって、伝えた相手(子どもたち)がイメージしやすいからです。

ことばで伝わりにくいのであれば、写真や動画なんかもいいかも

相手(子どもたち)がどんな方法でイメージするか

子どもは特にいろんなイメージを作り上げていきます。

こちらのこだわりを押し付けることのないような伝え方を

身につけると、会話がとてもスムーズに、コミュニケーションが楽になってきます。