モンテッソーリ教育は、教師(大人)の価値観で一方的に教え込もうとするのではなく、

子どもの興味や発達段階を正しく理解し、子どもが触ってみたい、やってみたいと思う環境を適切に用意し、その環境と子どもを「提示」などによって結びつけ、子どもの自発的活動を促します。自発的な学びという点はイエナプランと同じです。

モンテッソーリ教育の特徴は、子どもには「自己教育力がある」と表現することです。

歩くことを教えなくても、歩こうとしたり、積極的に環境に関わりながら様々な事柄を吸収していったりする姿は、子ども自身が自立に向かって、成長・発達していこうとする姿のあらわれと捉えて重要視します。

モンテッソーリ教育を実施する保育園や幼稚園は全国にあり、広島市では「安佐子どもの家」が日本モンテッソーリ教育綜合研究所に認定されています。

導入しているとホームページなどでうたっている放課後等デイサービスもけっこうあるようです。

子どもに内在する「自分を育てる力」「環境に適応しようとする力」を伸ばすことは、普段から皆さんが考えていることだと思います。

発達支援の本質は子どもたちのこのような力を伸ばす支援だと言っても間違っていないと思います。

以上のように、世の中には「・・・教育」と呼ばれるものが多々あります。

「・・・療育」「・・・療法」がたくさんあるのと同じですね。

私たちはこれらの・・・教育を知っていても知らなくても、本質的に放課後等デイサービスの中で取り入れています。

今回ご紹介したイエナプラン、インクルーシブ、モンテッソーリ・・・言葉はあまり重要ではないかもしれません。

でも、すごくいろんな「・・・教育」や「・・・療法」を勉強されている保護者も多くおられます。

私たちも知っておきたいですし、すごく勉強にもなり、支援の引き出しが増えますので、興味のある方は詳しく調べてみてもらえたらと思います。

べルアージュパートナーズ 発達支援チーム