はじめまして。「はれのいえ」のスタッフ(作業療法士)の中です。
今回、子供の「自己肯定感(あるがままの自分を肯定できること)」を高める方法について、ご紹介します。
実は、自己肯定感は、「保護者と一緒に○○をする習慣を身に付ける」ことで高められます。
その理由は、3つあります。
1.保護者に見守られる。
子供の価値観には保護者の態度が大きく関わっています。保護者に見守ってもらえることで、「現在、行っていることを肯定することができる」ようになります。
安心することは、チャレンジしやすい環境を作ることに繋がります。
見守りの際は、「結果」ではなく「プロセス」を褒めて見守ってあげて下さい。
2.習慣化することで、行動が積み重なる。
自己肯定感を高めるに、実体験を得ることは大切です。
定期的に行うことで、他人と自分との比較ではなく、過去の自分と今の自分を比べ、成長を自覚することができるようになります。
3.保護者の姿勢を見せる
子供とともにチャレンジをしていれば、いずれ、失敗も経験することでしょう。
保護者がその時、その失敗を認め、次に活かす姿勢を見せることは、子供にとって良いモデルとなり、失敗しても良いと思えるようになっていきます。
○○に当たる作業は、無理なく続けられることが良く、筋トレや読書、料理など、保護者と一緒にできることなら何でもいいです。自己肯定感は互いに影響を受ける特徴があります。
子供と自身の自己肯定感を高めながら、幸せな時間を過ごしてはいかがでしょうか。
ベルアージュ 作業療法士 中 正憲