ライフスキルを上げる手助け
前回の連載でも掲載しましたが、簡単に書き出しておきます。
生活リズムへの対応
・なにをどこまでやればいいのかのルール作成 ・起床時間と就寝時間の決定
・スマホのタスクとアラームの活用
身だしなみ
・洗髪などの頻度を決める ・TPOにあった服装を準備する
ゲームなどをやりすぎてしまう(過集中して依存的にのめり込む)
・ゲーム、アニメなどの時間決め ・別のリラックス方法を一緒に見つける
世間話ができない
・モノを介して会話を行う ・選択肢を挙げてもらうように教える
自分の疲れに気づかない
・集中しすぎない ・どの程度活動をすると疲れるのかの理解 ・職場の環境調整を依頼する
・時間を決めて強制的に休ませる
わからない時の対応がわからない
・今聞いていい? いつならいい? の練習 ・電話など、今話しても大丈夫ですか? の練習
・自分が分かっていることを伝えてから質問 ・どういう状況がゴールなのかを示す
お金のやりくり
・趣味にお金を注ぎすぎない ・貯金していくことを教える
まずは、なにができて何ができないのかを把握することが大切です。その上で家族がどうすればいいのかを提案しながら教えていきましょう。
株式会社ベルアージュ 就労生活支援事業部 エリアマネジャー 兼
発達支援事業部 東広島エリアマネジャー
宇田 辰彦