3/2(土)に本紙に寄稿いただいているスクールカウンセラー海塚先生をお招きし「ちょっと気になる体の使い方~感覚統合の使い方~」というテーマで保護者様向けの勉強会を開催しました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました♪当日お話しした内容を一部ご紹介いたします、ご参考になれば幸いです☺

Q:自宅でトランポリンをやっているが、どんどん強い刺激を求めたがります。どう対応すればいいですか?
A:トランポリンで飛ぶこと以外に、プラスαの動作を加える。飛ぶという感覚を満たしながら別の目的を  与えるといいです。
例)トランポリンで飛びながら、ボールで的当てを行う。リズムに合わせて手を叩くなど

Q:おでかけをしたときに目的地についたら、行きたくないと言います。
A:おでかけする前に、目的地の動画や写真を見せ「今から車に乗って移動するよ」と、伝える。目的の設定や、 これから行うことを予告することで理解してもらったり、そもそもおでかけ自体したくない、といった 意思の確認ができます。

最後に海塚先生より・・・
周りと比べて子どもの成長が遅い、止まっている・・などお悩みの声をたくさんいただきます。
ご心配される気持ちはとても分かります。しかし、成長が遅い、止まっているからといって=発達していないということではありません。何もしていない段階を通っているだけで、我が子なりに成長をしていっているのです。
成長の速度や個性は個人差があり、周りと比べる必要は全くありません。
我が子だけを見つめ、我が子が過去にできなかったことが少しでもできるようになったら褒めてあげましょう。