◎体幹が弱い子どもたち
・すぐに姿勢が崩れる
・猫背になる
・学習中に肘をついて顎を支える
・椅子にずっと座ることができず床にゴロンと寝転がる など…。
★体幹筋を育てる遊び3つを紹介★
① しっぽ取り…タオルや紐を背中や腰後ろに付けてお互いのしっぽを取るゲーム。
○ポイント○
自分のしっぽを取られないように振り向きながら逃げたり相手のしっぽを取るという動作をおこなうことによって体幹筋が育ちます。又、しっぽがフラフラと揺れるのを目で追い、しっぽに手が届く距離で手をのばすことは目のコントロール力や目と手の協調性にもつながり、更には指先の器用さの向上にもつながります。
?家庭での「しっぽ取り遊び」を取り入れたポイント
・掃除の時間→掃除機や拭き掃除をする時にしっぽを付けておこなってみては?
家族でしっぽを付けて「お掃除開始」なんていうのも楽しいかもしれませんね。
② だるまさんがころんだ…鬼は目を隠して「だるまさんがころんだ」といい終わると同時に振り向くが、鬼が振り向いた瞬間に鬼以外は動きを止めて動いてはいけないというゲーム。
○ポイント○
鬼が振り向く動作を見て自分も止まるという動作により体幹が鍛えられる。
又、「だるまさんがころんだ」の声(音)が終わるタイミングと
動きと合わせるため、「視覚・聴覚・体の3つ」を使った遊びになります。
※目(視覚刺激)、音(聴覚刺激)、体(目からの情報と耳からの情報で体の動きを止める)
?家庭での「だるまさんがころんだ」を取り入れるポイント
・お風呂や寝室に移動するときなど「〇〇君が転んだ!」の声が止まったら止まる、
などのルールを決めて家族みんなで楽しく移動する…なんていうのはどうでしょう。
③ ボール蹴り…不安定な状況でも片足を上げて動かしてボールを蹴ることで体幹筋が育ちます。
ボールが転がってくるボールを目で追いかけることで眼球運動にもつながります。
?家庭内ではボール蹴りは無理なんて思っていませんか?→どうしたら家庭でボールを使った遊びで楽しく なるかをみんなで考えてみましょう。
☆今回の動画は『トランポリンを使っての遊び』を紹介します。
◎動きをタイミングよく止めるという遊びとして…?
・♬トン、トン、トン、トン、シャキーン✨のベルの合図で好きなポーズで止まる。
・子どもや家族の好きな音楽を選び、途中、音楽を止めた瞬間にトランポリンを跳ぶのを止める、
又、音楽がかかったら跳び始める。 など…。
ReadyGO寺家 まなびあいのいえ 所長/児童発達支援管理責任者