幼少期に見過ごしてきた特性


幼児期後期から学童期の発達段階
事由に移動ができるようになり、それを制限しようとする親に対して反抗心が生じます。
自分の感情をコントロールして、がまんすることを学びながら、自律心が養われていく時期です。

4歳ころ
・自律機能の発達:親への反抗心をコントロールすることを通じて自律機能が発達する。

5~6歳ころ
・立場の理解:人にはそれぞれ気持ちがあり、立場があることを理解するようになる。
・学習意欲の芽生え:新しいものへの好奇心がわき、学びたいという意欲が芽生える。

7~9歳ころ
・自尊心の芽生え:自分に対する自信や誇りが芽生え、自分自身を大事にする自尊心が生まれる。

自閉症スペクトラム障害の場合、立場の理解が非常に困難で、かんしゃくを起こしやすいという特性的な
行動があります。
また、話の文脈の理解ができなかったり、自分の言いたいことだけを話し、相手との話がかみ合わない
といったことも起こります。

介護福祉の資格スクール・ホリスケアアカデミー      
同行援護・強度行動障害支援者養成研修講師 宇田 辰彦