
子どもとのつき合い方(11)
子どもが自分からどんどん行動してくれたらありがたいですよね。
子どもが自発的に行動するようにするにはどうしたらいいか考えてみましょう。
多くの親は子どもが家族のルールを理解していると思っているのではないでしょうか。
しかし実際は少し違うかもしれません。
親は案外はっきりと家族のルールについて言っていないこともあったり、子どもがそれを忘れていたり、無視していることがあるかもしれません。
自分の子どもに伝えるべきことをしっかり伝えることが効果を持つこともあります。
何度も子どもが無視したり破ったりするルールについて振り返ってみてはどうでしょうか。
これには宿題などの学習に関すること、就寝・起床などの睡眠に関すること、入浴などの清潔に関すること、ネット・youtubeなどの娯楽に関すること等が含まれることが多いと思います。
一度、ルールを一覧表に書き出して重要度の順に整理してみましょう。最も重要なのが表のトップに来ます。
そして、その中から3〜4つの重要なルールを取り上げます。残りのルールは後回しにします。
取り上げたルールは、明確で簡潔なものでないといけません。各ルールに関して言葉をかけるとすれば、「宿題、勉強しなさい」「早く寝なさい」ではなく「毎日〇〇時までに勉強しなさい」「〇〇時までに寝なさい」と言います。
そして、子どもがそのルールをしっかりと理解したことを確かめます。
親子がそれぞれそのルールのコピーを持つこともお勧めします。
それから日常生活の中で、そのルールがどれくらい子どもに守られているか見返します。
年少(小学校低学年)の場合は日毎に、年長(小学校高学年)の場合は週毎に、書かれたルールを見て、子どもにどれくらい守られているか評価させます(成績にならって5段階評価を使います)。
そして、守られた程度に応じた特典を決めておきます。例えばゲームやユーチューブでは〇〇時間以内に収まれば〇〇の特典、等。
ポイントはルールについて子どもと話し合い、その結果を書き出すことが家庭での自発性や主体性を育てる肝になります。
スクールカウンセラー 海塚敏郎
