
子どもとのつき合い方(9)
幼児期後半(5,6歳)から小学校低学年頃の子どもとの交流についてお話しします。
その後の小学校高学年から中学生時期の課題(勉強)のやり方(次の①~③)につながる親子の交流です。
つまり、①今やっている課題(勉強)に注意を集中して他のことに心が乱されない(子どもの心のつぶやき:「ゲームをしたいが今は勉強に集中したい」)
②今やっている課題の出来具合に注意を向けて完成までの計画を予想する(子どもの心のつぶやき:「今半分くらいできているから残りの30分でここまでできそう。残りは明日だ」)
③しばらく休んでもその後課題にすぐ戻れる(子どもの心のつぶやき:「少し休んだからまだ残っているのであと10分は頑張ろう」
等の学習態度を育てるにはまず
(ア)過去を思い出す力を育てる(思い出の会話を活用する)
(イ)これから起こる出来事を予想する力を育てる(計画を立てる)
(ウ)我慢する力を育てる
(エ)自分でルールを決める力を育てる
(オ)解決方法を一つではなくいろいろ考える力を育てる
子どもに自分のことは自分でやる、それにはいろいろな場合を想定し、最適の方法を見つける力を育てることになります。
たとえ間違ってもいいから一度、解決方法を自分で見つける過程を経験させる。その上で情緒的には安心感を与えることです。
子どもにやりたいことを自分で見つけさせ、計画を立てさせ、実行させる。
うまくいかなければその理由を考えさせ、再度計画させる。要するに、うまくいけば一緒に喜んでやります。失敗してもその意欲を喜んでやります。
この反復です。別の言葉でいえば子どもの実行する力を育てることがここでの目標です。
スクールカウンセラー 海塚敏郎
