ライフスキルとは何か、を一言で表現すれば、誰もが一度は耳にしたことがある『生きる力』に極めて

近い考え方であるということが言えます。

文部科学省が提唱する「生きる力」と世界保健機関(WHO)が推進する「ライフスキル」は、子どもた ちの健やかな成長のために私たち大人が意識すべき教育目標です。

これまでの内容は少し専門的だったかもしれませんが、ライフスキル(生きる力)を獲得してくために、 子どもたちに様々な経験を積み、自分に合った目標を適切に設定できるスキルを身につけておくことは、 変化の激しい社会において、自らが望む未来を自らのチカラで切り拓いていくことができるよう支え、 見守り、支援していくことが大切なのだと思います。

★参考:文部科学省提唱「生きる力」(一部抜粋)
1 . 基礎的な学力 – 基礎的な知識・技能、それらを活用して課題を解決するための思考力・判断力・表現力、 主体的に学習に取り組む態度
2.豊かな人間性 – 自らを律しつつ、他者と協調し、他人を思いやる心や感動する心など
3.健康・体力 – たくましく生きるための健康や体力

※文部科学省では、この「生きる力」を育むために、知識の詰め込み型の教育から、 思考力・判断力・表現力等の育成を重視した教育への転換を進めています。

宇田 辰彦

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