株式会社ベルアージュが運営する、放課後等デイサービスをご利用いただいている保護者様を対象に、オンライン相談会イベントを開催いたしました。

講師はスクールカウンセラーとしてご活躍されていらっしゃる、海塚敏郎先生をお迎えし、会の前半では参加者様から支援に関するご相談にお答えしていきました。そして、会の後半では「お家での子どもとの関わりかたのコツや考え方」についてお話しました。先生がお話しされた中でお子様との接し方でポイントとなる3つの考え方をご紹介いたします。

POINT①俯瞰、鳥瞰してみる
→ 子どものことはもちろん、支援にあたっている自分自身を俯瞰、鳥瞰し、うまくいっているところとうまくいっていないところを見つける。(うまくいっていなくても否定することはないです、支援者が自信を無くすことのほうがこわいのです)

POINT②子供へ何かを注意するときは褒め・肯定する言葉+注意内容を伝えてあげる
→「〇〇〇(良いところ・肯定する言葉)なところは理解しているよ、頑張ったね。もっと〇〇〇(注意する内容)した方がよくなるよ」と伝えてあげると子供も受け入れやすい。

POINT③内発的、外発的な動機付け活用する
→ 子どもが勉強をやりたくないなど言う場合は、内発的、あるいは外発
的な動機づけを活用し行動を促す。
●内発的・・・成功体験を積むこと
●外発的・・・報酬、称賛等

などあっという間の1時間でした。

参加された保護者様からはたくさんの感想が寄せられました♪

「気持ちが楽になった」

「質問の回答もしっかり答えてくださりヒントをたくさんもらいました。海塚先生からのお家での子どもとの関わり方については、子どもも頑張っているし親も頑張っているよと両者ともに肯定してもらえたように思い勇気がでました。お話を聞くことができたこのタイミングを活かして鳥瞰してみます。自身を見直すいい機会になりました。」

「自分の質問に対していただいたアドバイスが、こう接すればうまくいくなーと薄々感じていた方法をずばりと言っていただけた感覚があり、間違ってないよと背中を押された感じがして、すごく安堵感を持ちました。もう少し自信を持って子供に接していきたいと思えました。また、どんな場面においても子供の気持を理解しようとする事がまず必要だと教えていただき、忘れないよう心に留めておきたいと思います。」

この相談会イベントは、発達特性のあるお子様を持つ保護者様や、それに関わる方たちの療育支援や心のサポ―トにお役立ちいただきたい、という思いで開催しています。不安に感じている気持ちを少しでも癒したり、前に進むきっかけになりましたら嬉しいです。