子どもたちとコミュニケーションをとる際に、会話の大切さを日々感じています。
最近、テレビの中からでも「むずい」「キモイ」ってよく聞きますね。
デイの子どもたちもよく使っていますし、この間は「○○くさ」と言われて、???でした。
そんなことばを使ったときには会話を広げるチャンス!
否定ではなく「それってどういう意味なん?教えて!」と問いかける。
コミュニケーションは相手の表情を見て確かめながら、相手にも「わからない」と言えるチャンスを作っていかないといけないけれど、こちらから問いかけていくと、子どもたちもどうやって教えようか、すごく考えて答えてくれます。
ことばの少ない子でも一生懸命伝えようとしてくれます。その姿をほめてあげると、どんどん会話が増えてきます。
はれのいえでは、帰る前に支援員と今日の振り返りをします。今日やったことからいくらでも会話が膨らむと考えたからでした。
でも、支援員によっては、やったことや次にやりたいことを聞くことが精いっぱいの人と、そこからいろんな話に広げることができる人、なかなか難しいらしいです。
大人になった今でもむずかしいことを、子どもたちにいきなりやってというのも無理なことで。
会話を楽しむことから始め、毎日の積み重ねでことばは増えてくるのではないかと思っています。
その中で、子どもたちは「これでいいんだ」「次はこうやってみよう」と自己肯定感を高めていくのではないでしょうか。
ベルアージュ 専門職マネジャー 竹野 達子