スクールカウンセラーの海塚先生のお話し
テーマ「感情のコントロール(アンガーマネジメント)について」
信頼関係を築く土台として、まずは自分の感情をコントロール することが大切です。 感情コントロールをするにはどうしたらいいのか? 具体的な練習方法をお話しされました。 課題例をご紹介するので、感情に飲まれそうになった時など、 思い出してお家で実践してみてください♪
【課題】テーマ:思いや感情をやり過ごす(「Let it go」と「Let it be」)
手順:1日常生活の中で思い通りにいかないときの、思いや感情を思い浮かべてください。
2思い浮かべた感情の強さを 10 段階で評価します。(人に当たり散らさないと我慢できない レベルが 10)評価をしたら、その感情を客観視する(私はこんなに怒っていたんだな…) と “ やり過ごす ”
3やり過ごした後の感情の強さを再度、10 段階で評価します。これでおしまいです。
★この課題のポイント
そこから逃げようとすると思いや感情が強まるので “ やり過ごす ” ことが大切です
1 .思いや、感情に対して何もしません。別のことを考えません (心理学用語で言うと “ フォーカシング ” の応用)
2.やり過ごしてそのままにしておきます。 それによって、その思いや感情がいつも正しいとは限らない ことに気づくことがあります。
3.すべての自分の思いや感情が正しいと信じる必要はありません
4.やり過ごすことで、怒り、いらいら、悩み等にとらわれて立ち 止まることく、行動を起こすことができます。
5苦しい時、困ったときなどに思い浮かぶ思いや感情を言葉にして 口頭でつぶやきます(自分は今、○○○○○という悩みや感情を 持っている)など
編集者コメント
イベント当日、会場で実践したのですが、いらいらした感情が自分から離れていく感覚が 体験できました!日常生活の中で気分が落ち込んだり、いらいらしたときは、感情に飲み 込まれないように “やり過ごす” 練習をしてみます!
鍼灸院満月 木坂院長のお話し
テーマ「鍼灸師から学ぶ 親ができる施術~小児はりで子どもを笑顔に~」
本イベントでは小児はりの概要や症例紹介、お子さまへのスキンシップ方法などをお話しして いただきました。 ここでは小児はりの概要とご自宅でできる手軽なスキンシップ方法をご紹介します♪
■小児はりとは?
刺さないはりを使用し、皮膚からの刺激により、ホルモンや自律神経の調節を行い、症状を改善に導きます。
■なぜ効くの?
1第三の脳といわれる皮膚に「刺さない鍼」でやさしく刺激を与えることで、幸せホルモンの オキシトシンとセロトニン分泌を促進させます。 この二つは「幸せホルモン」と呼ばれています。 2臓器の状態は皮膚に表れる・・・皮膚からの刺激は自律神経を介して臓器に反射を起こし、 内臓の働きを高めます。
3 自律神経の調整を行います・・・身体に小児はりやお灸で刺激を入れることで、自律神経の調整を行います。 ▼
これらの結果、食事・便・睡眠の質を高め、成長ホルモンの分泌を促すことで 健康で笑顔あふれる子どもに育ちます。
■WHO(世界保健機関)が認める小児はりの適応疾患
・小児神経症 ( 夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠 ) ・小児喘息・夜尿症・耳下腺炎・虚弱体質の改善
■手軽にできる ふれあいの方法
しっかり撫でてオキシトシンを分泌させよう!! 【撫で方】
1リズミカルに、気持ちよく感じるぐらいで 手のひらを使い、撫でましょう。接触距離は1秒間に 3~10センチ 2撫でる場所について。頭や肩、お尻にある仙骨周辺を 意識して撫でてあげてください。
編集コメント
弊社スタッフをモデルに触り方を実演してもらったのですが、優しい 手つきで心地よさそうな触り方に見ているだけでオキシトシン出てるな~ と感じました!触っている方も、オキシトシンが分泌されるそうなので、 ぜひ、試してみてください♪